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Forest Instructor Association of Japan

「体験!ふしぎ樹木」活動報告 その1

第1回「暮らしに役立つふしぎ樹木」

平成29年11月4日(土)「体験!ふしぎ樹木」の第1回を、林友ビル6F会議室において、日本森林インストラクター協会主催で開催しました。
森林インストラクターと協会事務局のつながりをつくること、一般の方にも森林インストラクターについて知ってもらうことを目的に、会員のみならず、一般参加者も募集しての企画となりました。
今年の夏に「子ども霞が関見学デー」の体験プログラムとして行ったものですが、指導者側にもまずは楽しんでもらった上で、実際にそれぞれが行っている体験の場でも活用してもらいたいと考えました。
また、学校での出前授業などでも実施できるプログラムとして、「教室でできるプログラム」を念頭に企画しました。

趣旨説明のあと、3つの机に分かれて、まずは5つのプログラムを順番に体験してもらいました。
どの机でも、ふしぎ樹木体験を驚きながら楽しんでくれる大人たちの様子が見られます。
全ての体験が終わったあと、学校で体験授業を行った事例紹介や、子どもたちの反応などについてポイント説明を行いました。
多くのみなさんの笑顔が見られる楽しい会となりました。
   
   

体験メニュー

●アオダモの蛍光ペン 

アオダモの枝を切った先を水に入れてブラックライトを当てると、青い光が出ます。
濡れた枝で紙に文字を書くと、青い文字が浮かび上がります。応用編として、参加者から塗り絵のアイデアが出され、盛り上がりました。
 
●木の実の洗濯あそび 

クロモジ、サイカチ、トチの実の皮の部分をペットボトルの入った水に入れて振ると泡が出ます。
泡のなかに炭や色鉛筆で汚した布を入れて振ると、手動洗濯機ができあがります。
油性マジックなど油分が多いものはなかなか落ちませんが、自然の泡パワーで汚れが落ちていく様子が見られ、みなさん驚いていました。
 
●ムクノキの葉っぱで、山桜の樹皮を磨く

ムクノキの葉っぱを使ってサクラの枝を磨きます。 磨けば磨くほどツルツルしてくるので、みなさんそれぞれこだわりをもって磨いていました。自分で磨いた小さな枝をキーホルダーにすれば、世界にひとつの宝物になりますね。
 
●葉っぱに字を書く

「葉書」という言葉の由来ともなった葉っぱに字を書く遊び。タラヨウが有名ですが、タラヨウ以外にも文字を書ける葉っぱがあります。今回は、トウネズミモチ、セイヨウバクチノキにも書いてもらいました。
 
●アキニレの接着剤

アキニレの樹皮を叩くと、ネバネバした成分が出てきます。これを接着剤代わりにして、木の輪切りに材料を乗せるクラフトをやってみました。まだ実験段階ですが、樹皮を叩くのにみなさん熱中していた様子でした。
 

参加者の声

・とても楽しい内容でした。参加者の方も素敵な方ばかり。
・実践的でとてもよかったです。何よりも自分が楽しむことができました。
・子どもたちの関心をひくのに役立つと思う。


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