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Forest Instructor Association of Japan

今月の写真(バックナンバー)

2020年

                                        
掲載月  タイトル/写真/撮影者 森林の特徴など
12月 「日本一の山岳紅葉」
森脇重光(愛知29−4148) 
 長野県松本市 穂高連峰涸沢カール

標高2,300mの涸沢カール、紅葉が美しくなる条件…寒暖差、摂氏8度以下の冷気、特に夜の急激な冷え込み、澄んだ空気、谷が東向きなので十分な陽当りと適度な湿度・・・すべて揃っている。
そして、なによりカール地形が故に風の影響がすくなく、落葉は最後まで残る。
亜高山帯の樹木の彩り、黄葉はカツラ、ダケカンバ、紅葉はミネカエデなどカエデ属、なんといってナナカマドの深紅の紅葉がすばらしい。
今年もテントを担いでいこうと思う。
11月  「イチョウ」
事務局
 東京都文京区

日本森林インストラクター協会の事務局のある後楽園前の通りは、イチョウ並木になっています。
この時期は、日の当たり方やその木によって、まだ緑のものがあったり、黄色く色づいていたり、さまざまな色のイチョウが見られます。
ちょうど緑から黄色へと変化したイチョウが撮れました。一本後ろのイチョウはまだ緑が濃い状態です。
9月 「レンゲショウマ」
寺嶋嘉春(千葉3-0025) 
栃木県日光市 日光植物園

8月の盆明けに、日光植物園を訪れました。
日光植物園は東京都文京区の小石川植物園とともに東京大学大学院理学系研究科の附属施設です。
普段も混雑することはありませんが、この日は園内で誰にも会うことはありませんでした。
ロックガーデンには高山植物、池には水生植物、落葉広葉樹の林床には、様々な野草の群落が見られます。種名板も整備されており、樹木や野草を覚えたい人には、1日いても飽きない場所です。
この日は、1属1種のレンゲショウマがたくさん咲いていました。
8月 「静寂の檜原都民の森」 
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
東京都檜原村

新型コロナウィルスの感染が再び拡大している、梅雨明け前日の7月24日(金)に、東京都檜原村を一人で訪れました。
例年であれば、梅雨が明けている夏休みのこの時期、霧に包まれ、人影がほとんど見られない森は静寂そのもの。
標高約1,000mの駐車場から管理棟へ向かうアプローチの脇に、トチノキ巨木があります。
檜原都民の森のテーマは「自然と共に暮らす」ですが、特に実感できた瞬間でした。 
7月 「ナワシロイチゴ」
石山恵子(東京14-1508) 
東京都あきる野市

よく通る線路端の道際にイチゴが生えていました。甘酸っぱくてとてもおいしい実がたくさんなっています。
子どものころ、学校帰りにこんな道端の実を食べたり花の蜜を吸って帰ったものですが、今の子どもたちも、このイチゴを学校帰りのおやつに食べたりしているのでしょうか? 
6月 「体験!ふしぎ樹木」
事務局
2018年6月3日、子どもとふれあう大人のための「第2回体験!ふしぎ樹木〜嗅いで・触って・甘くない!」を開催しました。
全国各地から20名の森林インストラクター等の指導者が参加し、枝葉のサンプルを持ち寄り、樹木のふしぎを五感を使って体験しました。
「触ってみたい!」〜ふわふわ、ざらざら、ツルツルの樹木。「嗅いでみたい!」、「甘さを消して食べてみたい」樹木の葉などを体験し、感想を述べ合いました。
2020年度に予定していた「第5回体験!ふしぎ樹木」は中止としますが、現在、オンラインでのアクティビティの発信を検討しています。 
 5月 「オンツツジ」 
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
高知県津野町

2018年5月20日、FIJ全国研修会で四万十川源流地域、「四国カルスト天狗高原自然休養林・森林セラピーロード」のヒメシャラ林コースを歩きました。
オンツツジはその名のとおり、高さ6メートルにも及ぶ雄大なツツジで、襲早紀(そはやき)要素植物のひとつです。襲早紀とは九州中南部から四国・紀伊半島に至る地域のことで、日本固有の特徴的な植物が分布しているとされます。
天狗高原はその中心的な地域に位置します。「満開のオンツツジを見ただけでも研修に参加した甲斐があった」と感想を述べた参加者もいました。 
4月  「三春のタキザクラ」
寺嶋嘉春(千葉3-0025)
福島県三春町

日本三大桜のひとつ、福島県三春の滝桜、2018年4月10日の写真です。今年は、さくらまつりや夜のライトアップなどのイベントはすべて中止。
シダレザクラは皆エドヒガンだと説明していたことがありましたが、ヤマザウラにもソメイヨシノにもシダレザクラがあることを知り、冷や汗。エドヒガンかどうかを見分けるポイントは、萼筒の形が壺のように膨らんでいること。蕾のときは瓢箪形になるので、別名ひょうたんざくらとも呼ばれます。 
3月 「木の顔」
後藤裕子(神奈川27-3902)
東京都八王子市 高尾山

森林インストラクター東京会・ふれあい推進事業のイベント、『魅力満載・冬の高尾山を歩く』で、高尾山の稲荷山コースでこの「木の顔」に出会いました。
立春前後の頃の光を「春の光」というそうです。関東地方ではメイプルシロップの収穫はこの時期から。この顔の木がカエデか何かは不明ですが、まぶしい「春の光」の中で、根から幹に吸い上げられる、聞こえないはずの樹液の音が聞こえそうに感じられました。 
2月 「台風による森林被害」
寺嶋嘉春(千葉3-0025) 
千葉県山武市

令和元年台風15号は、観測史上最強クラスの勢力で9月9日に上陸し、千葉県を中心に甚大な被害が発生しました。
江戸時代にはじまる林業地として知られる千葉県の山武林業の旧家から依頼があり、現地を案内していただきました。
山武市内をとおる「関東ふれあいの道」に通称「山武杉の道」と呼ばれる区間があります。
この森ををよみがえらせようとする取組みが始まろうとしています。 
1月  「草木染のサンプル」
永井智津子(千葉27-3918) 
立体作品製作用に、染めた木綿生地のサンプル写真。
染料は、写真の左から、くちなし実、ヤマモモ樹皮、エンジュ蕾、紅花(黄色)+キハダ樹皮、玉ねぎ皮、桜枝葉、ピーナツ殻、インド茜根、ビワ葉、蘇芳(スオウ)心材、ログウッド心
材+コチニール。コチニールとはコチニールカイガラムシです。
媒染剤は、クチナシは無媒染、その他はすべてアルミ媒染です。
バックナンバー2019年



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