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Forest Instructor Association of Japan

「体験!ふしぎ樹木」活動報告 その4

第4回「葉っぱ de デザイン vol.1」

2019年10月14日(月・祝)「体験!ふしぎ樹木」の第4回を、林友ビル6階小会議室において、日本森林インストラクター協会主催で開催しました。
秋なので葉っぱをテーマに、葉っぱをデザインとして使う企画ができるのでは?と、デザイン企画の第1回目。

葉っぱをラミネートすること自体は、いろいろな場所で行われているプログラムですが、今回はそれを立体にしてしまおう!というアイデア。
子どもが大好きな透明な箱づくりです!

準備をしておいた箱の型紙をラミネートシートになぞって、シートの間に好きな葉っぱを挟みます。
この時、ペンでシートの外側に線を描いてしまうと、ラミネーターにインクがついてしまうので、内側に線を描くのがポイント!
ペンの線を残したくないので、ペンを使わずに、針のようなもので線を書いてもいいのでは?というアイデアが出たり、キラキラペンで線を残すと、金属の硬質な感じが出てデザイン的になる!など、みんなで作業をしているとどんどんアイデアが浮かびます。
立体にした時の葉っぱの向きや、箱を作った時の重なり具合など、立体を想像しながら平面デザインをする、頭の柔軟性も試されます。

生の葉っぱをラミネーターにかけると熱で葉っぱが溶けてしまったり(それもまたデザイン!)、透明接着剤がのりしろからはみ出してしまったり(アルコールを含んでいるウェットティッシュで落ちます!)、失敗も成功のもと!

箱の中にキャンドルライトを入れてみたり、クリスマス飾りにポチ袋、名刺入れなど、用意した型紙以外のものも、いろんなアイデアが湧き出しました。
子どもだけでなく、大人も楽しいラミネート小物づくり。是非お試しあれ!!

作り方

●押し葉づくり 

拾ってきた葉っぱは、紙で挟んで厚めの本の中へ。昔からあるシンプルな押し葉の作り方ですが、どうしても色が褪せがち。ドライヤーで乾燥させると、鮮やかな色のまま押し葉になります。
(写真はドライヤー乾燥のものではありません)
●必要な道具 

・ラミネートシート(100均でも!)
・線を描くマーカー
・シートを切るはさみ
・シートを貼る透明接着剤
・箱を結ぶリボン
写真に写っていませんが…
・折り目をつける定規
・ラミネーター(最重要!)
・押し葉や押し花など挟みたいもの
●ラミネートシートに線を描く

立体の展開図をシートに描きます。シートの外側ではなく、内側に写しましょう!(外側に描くとインクが熱で溶けてラミネーターに色が移ってしまいます)
これは針で線を描いてみたもの。
のりしろを間違って切らないように注意しましょう!
 ●葉っぱを挟む

線を描いたところに葉っぱを挟みます。こちらはボックスではなく、クリスマス飾りを作ったもの。いろいろなアイデアが出ますね。
これをラミネーターにかけて熱を加え、はさみで切り取ります。

参加者の声

・充実した1日でした。
・やはりクラフトは楽しい。
・今回のクラフトは、大人でも熱中でき、作ったものを使用することもでき、とても良いと思いました。作品を作る目的のために葉っぱの形、手触り、厚み、水分量などなど、普段では注目しない注意深さで観察をすることができました。子どもが植物に親しむきっかけにとても良いと思います。
・参加者同士のアイデアや指導に活かす方法などを共有することができて良かったです。
・ラミネートを立体加工するのは新しくて面白かった。入れ物の大きさやなかに入れる者でも雰囲気が変わるので、いろいろ加工出来て楽しかった。


第4回・開催案内

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