一般社団法人日本森林インストラクター協会(FIJ/全国会)は、森林インストラクター資格者により設立された団体です。平成4(1992)年4月に「全国森林インストラクター会」として設立し、20年余の活動を経て、平成25(2013)年3月より「一般社団法人日本森林インストラクター協会」として、活動を展開しています。
FIJは、2022年4月に設立30周年を迎えました。
※当協会は、森林インストラクター有資格者による団体で、森林インストラクター資格試験の実施や資格の認定を行っている「(一社)全国森林レクリエーション協会」とは別団体です。
水の豊かな森、良い香りの森、鳥の声の聞こえる森、目を楽しませてくれる森。森は五感をとおしてさまざまなメッセージを伝えてくれます。けれども、森の言葉を聞くには、ちょっとコツがいります。わたしたち森林インストラクターは、森を訪れる人が、できるだけたくさん森からのメッセージを受け取れるようにお手伝いするインタープリター(通訳者)です。
森林インストラクターの活動は、森林をとりまくあらゆる問題について、地球的規模で考え、地域において行動することを目標とする活動展開が一般的です。
多くの都道府県には、森林インストラクターの会が組織されており、森林インストラクターが協力し合って様々な活動を展開しています。
(一社)日本森林インストラクター協会では、各都道府県の地域組織と3年間に亘って協力し、『日本森林インストラクター協会選定 日本の森100』を平成26(2014)年に山と溪谷社から出版しました。
また、文部科学省が推進する「土曜学習応援団」の賛同団体として、学校教育での出前授業実施の体制整備を進めています。
さらに、農林水産省と国土交通省観光庁との連携に関する覚書によるグリーンツーリズムの推進団体にも参画し、現在、一般社団法人日本旅行業協会とも連携した「観光業連携プロジェクト」を進め、ツアーガイド等の派遣の試行段階から本格実施に移行しつつあります。
公益社団法人国土緑化推進機構との連携による森林ESD研究会への参画、一般財団法人日本森林林業振興協会が開催しているグリーンサークルの観察会の企画や講師派遣をはじめ、様々なセクターからの要請に応えて会員の活動の場を広げています。
さらに、林業を主体としたインストラクションの手法についての研究活動や全国研修の充実を目指した新たな活動を進めることとしています。
また、「森林インストラクターによる研究活動の推進」に取り組んでおり、会員の研究活動の成果は、「会員のページ」に掲載・紹介し、会員の情報交流を図っています。
森林インストラクター資格試験の受験者に向けては、『森林インストラクター資格試験問題例集 & 解答例』を作成し、販売しています。
そのほか、FIJの活動報告はこちらをご覧ください。
森林インストラクターの資格取得者で入会を希望される方は、こちらをご覧ください。
(1)事務所
〒112-0004
東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル6階
TEL&FAX 03-5684-3890
アクセス
(2)社員(正会員)
2024年2月24日現在 1,269名
(3)賛助会員
一般社団法人 全国森林レクリエーション協会
公益社団法人 国土緑化推進機構
一般財団法人 日本森林林業振興会
一般社団法人 日本森林技術協会
一般社団法人 全国林業普及協会
公益社団法人 大日本山林会
全国森林組合連合会
一般社団法人 全国木材組合連合会
一般社団法人 日本治山治水協会
(4)役員
役職 | 名前 |
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会長 | 寺嶋 嘉春 |
副会長 | 篠部 幸雄 |
副会長 | 野田 英樹 |
常務理事 | 田川 裕則 |
(5)組織
※支部について
「子ども森林インストラクター認定プロジェクト」を全国的に推進、実施する組織体制として、今年度、新たにFIJ東北支部・FIJ関東支部・FIJ関西支部の3支部を設置しました。
支部規定においては、このプロジェクトに関わる森林インストラクター資格者が支部会員となることができることと規定し、「支部」という名称ですが、実質的にはプロジェクト実施組織として規定しています。
支部会員の入会金・年会費は、当面、無料とします。
3支部以外の地域ブロックについても、支部の設立を検討しています。
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