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Forest Instructor Association of Japan

「体験!ふしぎ樹木」活動報告 その3

第3回「木の実とたき火で収穫祭」

平成30年11月4日(日)「体験!ふしぎ樹木」の第3回を、ひのはら緑の休暇村フォレスティングコテージにおいて、日本森林インストラクター協会主催で開催しました。
これまで開催リクエストが多かった「食べる」をテーマにしたイベントにし、いつもの林友ビルの会議室を抜け出して、緑ゆたかな檜原村のコテージでの開催となりました。

集合場所のJR武蔵五日市駅からバスで30分。
まずは、秋の森を散策し、「燃やしてみたいもの」、「食べてみたいもの」を集めます。
まだ紅葉には少し早いですが、いろんな森の落し物が見つかりました。
昼食の調理をする石窯に火を入れ、たき火を作り、昼食準備。

その前に、持ってきていたアワブキの枝を燃やします。
アワブキの枝は燃やすと本当に泡を噴くのか?!
熱されてくると、木口にぶくぶくと白い泡が浮かんできます。

お昼は、薪で焼いた石窯ピザと、たき火の中で塩釜焼きにした鶏肉(恐竜の卵)。
ピザは、村のパン屋さんのピザ生地で。焼きたてのピザのおいしさは格別です。
鶏肉の周りを卵白を混ぜた塩で固めた恐竜の卵は、焼き上がりが本当に恐竜の卵のよう。
これは、子どもたちのテンションあがります!コテージにいた子どもたちも大興奮!
中身はちょ〜っと早かったようで、石窯で焼き直しました。
蒸し+焼きになって、皮目がパリパリでおいしかった!!

昼食のあとは、森で拾ったマツボックリやいろんな実を燃やしたり、たき火でぎんなんやどんぐりを炒って食べたり、アオギリの実を炒ってミルでひいたどんぐりコーヒーを飲んだり、デザートにドングリクッキーを石窯で焼いて食べたり。

洗い物には、「体験!ふしぎ樹木1」でやった、ムクロジ洗剤を使いました。

お腹も心もいっぱい満足になった1日でした。
次は、どんな実験をして楽しみましょうか。次回の企画もお楽しみに!

体験メニュー

●森の散策 

秋の「遊学の森」を歩きながら、燃やしてみたいものや食べてみたいどんぐりなどを拾いました。
クリのイガや木の枝、木の実など、ビニール袋にお土産を持ってコテージにもどりました。
●石窯クッキング 

薪で焼く石窯。窯があたたまるまでには2時間近くかかります。
石窯で焼いたピザをあつあつのうちに。窯が高温になっているので、あっと言う間に焼きあがります。
恐竜の卵は、たき火料理でしたが、火から出すタイミングがちょっと早くて、割ってみたらできあがりまでもう少し。ということで、石窯でパリパリ仕上げにしました。
●どんぐりクッキング

食後のデザートに、どんぐりや木の実をたき火で炒って食べてみます。ギンナン、ムクロジ、カヤ、クルミなどなど。
アオギリを炒ったアオギリコーヒーや、カヤとマテバシイを練り込んだどんぐりクッキーもいただきました。
好みの味はどれでしたか?
 ●たき火

たき火と言っても、ただ単に火を燃すだけではありません。今回は、「アワブキは本当に泡を噴くのか?」という実験。
結果はご覧のとおり。その他、持ってきたいろいろを燃やしてみました。
ちなみに、もうひとつやってみたかった、「ナナカマドは本当に7回火にくべないと燃えないのか?」の実験は、材料が手に入らずできませんでした。

参加者の声

・色々な食べ比べをしたり、ピザや鳥の塩釜焼、クッキーetcとても楽しくおいしかったです。アワブキの泡も見ることができてよい経験になりました。
・おなかも心も満足しました。
・なかなかおもしろい企画でした。
・普段なかなかできない体験ができ、楽しい時間をすごせました。アワブキは感動でした。ピザやクッキー、恐竜の卵もおいしくいただきました。
・シイ、カシ等は食べられることは知っていましたが、実際に食べたのは初めてでした。とてもよい経験になりました。またムクロジ、ツノハシバミの実、アオギリのコーヒーも初めての経験で、その味や香りに感動しました。


第3回・開催案内

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